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空気清浄機能についての考え方②

ナノイー(パナソニック)とプラズマクラスターイオン(シャープ)の比較は、別途
記事を書いていますので、そちらを参考にして下さい。


さて、今回いろいろ見たり聞いたりする中で、やっぱり空気清浄をしたいのであれば
エアコンではなく、空気清浄機に任せるべきだろう、というのが管理人の結論です。

これはなぜかというと、もはや既に①で書いた受ける側のフィルターの大きさ、という次元ではありません。

花粉なり、埃なりは重さがある以上、結局、床に向かって沈んでいくんですね。
一般的なタイプのエアコンが天井近くに設置される以上、これらを何とかするのには
無理があるわけです。
プラズマクラスターイオンやナノイーで空気中の汚物をやっつけたとしても、
エアコンでその結果を全部回収できるか、というと難しいと考えるべきなのでは。

で、最近店頭に並ぶ空気清浄機をみると、床に近い下部で大きく空気を吸引できるよう
な構造になっているタイプも出回っています。
実際、自分の家で使っている空気清浄機のフィルターをみると、下に行くほど埃がついています。
(パナソニック 加湿空気清浄 F-VXE60
「床上30cmにはハウスダストがいっぱい」だって)
まあ、以前と違って、“理にかなった”商品が増えてきたということは、
非常によいことかもしれません。


さて、では、エアコンの空気清浄機能をどうみるか?ということです。
床付近で着地しつつある空気の対応はできない、ということなら、空気中に
漂っている汚物をどう処理してくれるのか、ということが大切のように思います。
これは言い換えると、

 「少なくとも、今この瞬間からエアコンから吐き出される空気はきれいだよ」
 「もはやこれ以上、床に蓄積されるような汚染物質は排出しませんよ」

ということを、どこまで突き詰めてくれているか、が重要のように思いました。

例えば、ナノイーやプラズマクラスターイオンが空気中の菌などを不活性化した、
その不活性化していると言っても、汚れた存在の空気の粒がエアコン内に入ってきた。
そのまま、通過させちゃうの?
それとも二度と室内には放出しませんよ、とするのか。
(③につづく)

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